日々気づいたことの備忘録 (マイルの貯め方やクレジットカードなど)

クレジットカードやマイルの説明など、お得に旅行をする術を簡潔にわかりやすく、体験談を踏まえながら説明します。

ANA VISAワイドゴールドカードのANAマイル還元率を徹底分析【1分で分かる】

いつもお越しいただき、ありがとうございます。

今日も、数多あるクレジットカードのANAマイルへの還元率について、発表します。

今日は、個人的にラスボス(最後の親分みたいな意味)とも言うべきANAワイドゴールドカードについて説明します。

 

 <目次>

 

はじめに

簡単に説明しますので、不明な点は、公式HPで確認してくださいね。

(タイトルに1分と書きましたが、人によっては2分くらいはかかる場合があります。すみません。)

 

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では、ANAVISAワイドゴールドカードの簡単な特徴をあげておきます。

<ANAVISAワイドゴールドカードの特徴>

 

入会金無料、年会費14,000円

 (後で説明する技を使うと9,500円になります。)

②ゴールドカードの中で、最もマイルが貯まるカードとして有名

③ANAカードなので、このカードにマイルを貯めることができる

 

 

それでは、噂のANAVISAワードゴールドカードでマイル還元率はいくらになるのか。

次の分析を行いました。

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分析1

100円分の買い物で何マイル貯まるか。

 

1000円につき1ワールドプレゼントポイント(以下WPポイント)つきます。1WPポイント10円分の価値なので、還元率1%ですね。

 

ワールドプレゼントポイントは、1WPポイントを10マイルに変えられます。

 つまり、ANAマイル還元率1.00% (最低交換ポイント数=1WPポイント)

 ん?普通ですね。

いやいや、話はこれからです。3つのステップを組み合わせて、MAX1.72%を実現させます。

 

ステップ1 マイペイすリボでポイント2倍!

マイペイすリボを使って、ポイントを2倍になります。

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2倍?ということは、還元率2%?と思いますが、ここは慎重に聞いてください。

1000円で1WPポイントでしたが、

マイペイすリボを使うと、

1000円の支払いで1WPポイント1ボーナスポイントがもらえます。

1WPポイントは、10ANAマイルに交換可能。

1ボーナスポイントは、3ANAマイルに交換可能。

還元率が違うのです。ですから、これでANAマイル還元率は、1.3%

 

その前に、リボなんて、金利の高い方法なんてやりたくないという人もいるでしょう。

でも、このマイペイすリボは、名前の通り、自分のペースでリボ払いできることが特徴で、毎月の明細を見てから支払額を変えることができます(1000円単位)。ですので、繰越額がなくなるくらい当月に支払いをしてしまうと、このボーナスポイントは付きません。数円でも残っていれば、このボーナスはもらえます

数円の残高に金利がついても数円で済みます。

しかも、マイペイすリボを利用することによって、年会費14,000円9500円になります。これは大きいですね!

毎月の残高チェックと支払額の変更は少し手間がかかりますが、リマインダー(iphone等の携帯の通知機能)をセットしておけば、 作業は数分で済みます。

 

 

ステップ2 ソラチカルートを活用

では、このボーナスポイント、普通に交換すると3マイルでしたが、もっと効率よくANAマイルにするには、どうしたらよいか。

それが次のルートです。ソラチカカードを使います。いつもポイントサイトで獲得したポイントをマイルに交換する方法です。

 

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1000ボーナスポイントがあった場合、PEXに交換して、そのあとメトロポイントに交換します。メトロポイントから、ANAマイルにするには、0.9掛けになってしまいますが、これが今考えられるMAXの交換ルートです。

 

これにより、1ボーナスポイントは、4.5マイルに交換できます。これでANAマイル還元率1.45%が実現できます。

 

ステップ3 年間300万円の利用でさらにUP

さらに、もっと還元率を上げる方法があります。

これは、初年度では無理ですが、2年目以降可能となります。

前年度(2月~翌年1月)支払いの買物累計金額によって「V1」「V2」「V3」の各ステージが設定され、そのステージと今年度お支払いの買物累計金額に応じてボーナスポイントがもらえるのです。

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では、前年にいくらクレジット払いすればよいかというと、次の表でわかります。

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表の計算から、MAXの還元率を目指すには、前年度年間300万円の買い物が必要です。

そうすれば、例えば今年度同じように300万円の買い物をすることで、1800ボーナスポイントがもらえます。

これをANAマイルに交換すると、先ほどのソラチカルートで、8100マイルに変わります。ANAマイル還元率+0.27%

 

待て待てと。1年間に300万円??

これは、苦しい方もいるかもしれません。1か月に25万円の支払いですからね。

でも、クレジット払いができるお店、すべてでANA VISAワイドゴールドカードを利用することで、達成できる人もいると思います。

また、もし300万円に到達できなくても、V2のランクで、+0.135%の還元率UPが可能です。V1だと+0.09%の還元率UPです。

 

 

以上、ステップ1~3をクリアすることで、

ANAマイル還元率1.72%(V3の場合)となるわけです。

ちなみに、ステップ3でV2だった場合は1.585%V1だった場合は1.54%と、それでも高い還元率を獲得でいます。

 

これが、ラスボス(最後の親分みたいな意味)と思える理由です。

 

 

分析2

提携店での還元率は?

もうこれはANAカードですので、ほとんどの方は知っていると思いますが、次の通りです。

 

・ANAカードマイルプラス提携店でのカードご利用で、通常のポイントに加え、100円=1マイルが自動積算されます。ANAマイル還元率2.72% (一部例外あり)

 

代表的なところで、セブンイレブンやイトーヨーカドー、スタバ、高島屋、ENEOS、出光、等々です。

 また、ANAカード、しかもゴールドですので、通常のフライトマイルの25%は多く加算されます。

 

分析3

入会キャンペーンでどのくらいお得か?

いま、とても大きなキャンペーンをやっています。

 

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公式HPでは、66500マイルもらえると書いていますが、ここは冷静にどれだけもらえるか判断していきましょう。

<公式HPより>

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8つありますね。66500マイルもらえるには、この8つの最大ポイントをすべてもらえるとクリアできます。でも、そんなことは無理なので、どれだけもらえるのか検証しました。

①では、最大10000マイルと書いていますが、これはプレミアムカードのことで、ゴールドカードは、2000マイルもらえます。

②は、マイペイすリボに登録して、さらにキャンペーンにも応募した人が対象です。ここでもらえるのは、利用金額3カ月合計50万円以上で、1600WPポイントです。ゴールドカードは、10マイルコースですので、16,000マイルもらえます。24,000マイルというのは、ここでもプレミアムカードの人です。

③は、家族カードを作って3万円使った人が対象です。500WPポイントもらえますので、5000マイルに交換できます。7500マイルは、これもプレミアムカードの人です。

④は、三井住友カードiDを3万円以上でもらえます。500WPポイントですので、5000マイルです。

⑤は、銀聯カードを作ると500WPポイントもらえます。追加カードのようなものです。

これも、5000マイルですね。

 

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⑥は、ANAのSKY WEBに入ることでもらえます。ただし、これは、ANAマイルを貯めている人は、入っているものなので、ほとんどの人がもらえません。

⑦も同様です。すでに入っている人は、対象外です。

⑧も同様です。対象外です。

 

以上、合計すると、33,000マイル獲得できます。

最初に66,500マイルと書いているだけに、半分か。。。と思う人もいると思いますが、33,000あれば、2人で海外旅行往復も可能です。大きな額です。

 

 

結論

ANAVISAワイドゴールドカードは、年間300万円の利用でANAマイル還元率1.72%を実現できるラスボスともいうべきクレジットカード。

少額の決済(年間50万未満)でも1.45%と他を圧倒する還元率です。

 

分析3では、プレミアムカードのことが多々出てきたので、気になった方もいると思いますが、こっちはまた今後ご説明します。

還元率は高いですが、年会費が80,000円と高額ですので、費用対効果の考えが必要です。

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